<< September 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

銀座三越個展を終えて。。
JUGEMテーマ:陶芸

7月29日〜8月4日まで一週間、銀座三越で個展をやらせて頂きました。
まずはお越し頂いた皆さま、気にかけてくださった皆さま、来たいけど来れなかった皆さま、
何度も来て頂いた皆さま、そして関係者の方々、本当にありがとうございました。
月並みですが、心から感謝いたします。

FBを見て来て頂いたり、どこかでDMを見て来て頂いたり、母の知りあいの方でしたり、はじめましての方など
暑い中お越し頂き、感謝でいっぱいです。

実は個展は10年程敬遠しておりまして・・
最近は企画展、グループ展ばかりで活動しておりました。
正直な話、今回お声掛け頂きまして、又グループ展だろうと軽い気持ちで受けたというのが始まりでした・・。
(グループ展を雑に考えているわけでは決してありません)

今までもその都度本当に汗と涙の仕事をしてきたのですが(笑)
毎回自分の中で前回を上回っていると感じております。

今回個展をさせて頂くにあたり、食事もまともにとれず、帯状疱疹にも2回なり、
その忙しさの中で頭の片隅にもやもやと感じていた事を書こうかと思います。
ここからは長くなりますのでお時間があって興味のある方のみ閲覧お願いします(笑)

私の中で個展というのは特別なものであって、わざわざ私の作品に会う為だけに電車賃、時間を割いてお越し頂くと
いう事はその方に喜んで帰ってもらわなければいけないというプレッシャーがあります。

自分では気がつかなかったのですが
私は自分に対してハードルが高いと言われた事があります。

勉強をしなおして産地の訓練校を卒業してから15年あまり・・

FBでは書きましたが、もう既に他産地で窯元の息子に決まっていた中、形だけの面接だと知らずに受け
「窯元の嫁になった方が早いんじゃないか」とにやにやしながら面接官達に言われた事から始まりました。
そして違う窯業訓練校の試験が受かり、でもそれは一種のきっかけであり、
卒業してからが問題で、自分で就職先を探さなければなりません。
一番行きたかった産地の窯元の情報を先生から聞き出したけれど、横で聞いていた子が先に行って決めてきてしまったり・・。
自分中心であったり、意図的に周りを傷つけたり、そんな人は普通にごろごろいます。
その後もまぁ本当に色んな事があり・・(ここが一番重要ですが省きます。。笑)
そんなこんなですぐに独立という形になり、右も左もわからず、本当に独学でここまできました。

陶芸を始めた頃と今では当たり前ですが色んな苦い思いばかりしてきたので思いが違います。
それが何と言われても上手く表現できないのですが・・。
私は他に何も持っていないので(子供がいるわけでもなく独身なので)これしかないという思いもあります。
15年程やってきて、悲しかったり、悔しかったり、ふがいなかったり、虚しかったり・・そんな事の繰り返しです。
でも何故か続けているという現実・・。
それはそこに土があったからです(笑)

半分冗談ですが・・

色んな事があり、絶望のどん底にいた時に、もうやりたくないと思って捨てていた土の残りが傍にありました。
そして泣きながら土練りを初めていました。
虚しさを感じながら土を捏ねていました。

それは陶芸をやりたいという気持ちではなく、それしかできる事が本当になかったのです(正直ですみません)

そして色んな方達と出会い、こんな私を応援してくれて、それに対しても又頑張りたいと思う。。

自分の作るものに自信を持っています。
けど、今まで自分で陶芸家ですと名乗りたくなかった。
だって凄い人は沢山いるから。
自分から陶芸家って名乗るっておこがましいと思っていたから。
沢山の凄い人達の片隅にいさせて頂くには、せめて何十倍も土に触らなければ誰にも認めてもらえないし、
自分でもそうしないといけないと思っていました。

子供がいたり、諸事情で陶芸をする時間がない人はともかく、時間が取れるのに
土に触らず遊びにいったり違う楽しい事して、たまに作って好きな時に個展やって
私陶芸家ですなんて・・とてもじゃないけど私には言えない。
(そういう人も沢山いてそれでもその人次第なので良いのですが、私にはできない)
一つの色を出すのに本当に色々思考錯誤して、何十回とテストしてやっと出るんです。
片手間にやって陶芸家とは言いたくないし言えない。
そんな思いでやってます。

だから少しでも「陶芸家」に近つ゛けられるよう今でもモガイテマス。
多分きっとこれからももがき続けるんだろうと思います

と。。まだまだ思いのたけはありますが(笑)
普段はふにゃふにゃした感じです。
肩に力をいれてやってる訳ではないのですが、格好ばかりでそういうステイタスを楽しんでいる人ではないことを
わかっていただけたと思います。
それは作品を見ればわかると言っていただけるのですが、更に作品で物を語れるようになりたいです。

「自称陶芸家」にならないよう日々精進したいと思っております。

長くなりましたが・・

どうぞこれからも宜しくお願いいたします。