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陶芸技法
最近お客様やお取り扱い店様などから
作品をどのように作っているのか技法を知りたいとのお申し出を受けます。
作家によっては公表しない人もいますが
愛着を持って使って頂きたいという思いもあり
今回は型染シリーズについて簡単ではありますが書きたいと思います。

通常陶芸は轆轤成形、削り、磨き、素焼き、釉掛け、本焼きという行程で進みます。
ここにそれぞれの作風で色々な段階で装飾やら、銀彩やら、絵付けやらが加わるのですが
型染シリーズの装飾は削りの後、乾ききらないうちに行います。
柄がくりぬいてある型を当て、化粧土というのを上から筆などでなぞり柄をつけていきます。



こんな感じになります。
白く柄が出ているのが化粧土という土の一種です。
この化粧土はカオリン、がいろめ等、土の原料が入っているのですが
作家さんによって割合は違います。
販売店等で購入している人もいますが、
この化粧土が命という「粉引」というのをメインに作製しているかたは
化粧土がまさに命です。

私の場合は命とまではいかないのですが自分でやはり調合はしています。
はがれやすかったりもするのでその土に合ったものというのが大事になってきます。
市販のものは安定してるので大丈夫です。

そしてこの後良く乾かして磨き、素焼きの行程に移ります。
出来上がりはこんな感じ
ちょっと色が濃いバージョン



柄をつけないとこんな感じ
ちょっと色は薄めバージョン



こちらはぐい呑セット
受け皿があると、おつまみ用に使用できるし、何かと便利ですね。



私の場合は特に釉薬が複雑な調合で私も自分のレシピ見ないとわかりません
それに加えて作品によっては何度も色を重ねたり、
又何度も焼いたりするものもありますので全く同じ色というのは出ません。
ある程度は同じにはできますが・・

特に窯が違うと窯のご機嫌で変わってしまう色(特にブルー)もあり、
ちょっと毎回ヒヤヒヤものなのですが・・
それも含めて自分だけのものを選んで頂けたらと思います。